日記帳

ここに書いてあることはすべてがフィクションです

徒然

 明日が来なければいいと、小さな頃からずっと考えていた。

 

 明日が来なければ、きっと今日より嫌なことはやってこないだろう。私にとって、未来は希望になんか満ち溢れていなかった。何が起こるかなんてわからないのに、もしものことを考えると、最悪を想定してしまう。例えば、飼っていた猫が死んでしまうとか、あるはずがないのに愛情を注いでくれる親がある日突然居なくなってしまうだとか、隕石が降って世界が滅びるとか、地震が起きて下敷きになって潰されてしまうとか、まあ、とにかくそういうことばかり頭に浮かぶ。

 良く言えば、今この瞬間が幸せなのかもしれない。これ以上の幸せを手放したくなくて、進む秒針を恐れているのかもしれない。それとも、迫りくる嫌な想像から逃げたいのか。

 私は、明日が怖くて怖くて仕方無い。そういう人間も居るのだということを書いて、今日は終わりにしよう。